いよいよ路上・・・の前に原付教習と応急救護

仮免受かってさあ路上だぁ・・・。実は第一回めの仮免試験の時には試験翌日とその次の日に路上教習が3時間ずつ入っていたのですが、あんまり仮免に落ちるので3日後に1時間しか予約を入れてもらえませんでした(また落ちるかもしれないからなぁ・・・しくしく)空き時間に学科教習を進める事にしました。最初の日に原付教習と応急救護を取りました。両方とも予約制で、事前に受付に置いてある受付簿に生徒番号や名前等を記入しておきます。

原付教習で生まれて初めて原付に乗ったのですが、楽しいですね〜♪同じ時間に4人しかいませんでしたが、先生はいっぺんに3人しか教習できないとのことで2人ずつ2組に分かれて2台の原付で教習しました。

その後すぐ応急救護を受けました。一時間目はレーザーディスクの映画と先生の講義、2時間目は人体模型を使って心臓マッサージと人工呼吸の実技、3時間目は三角巾と包帯を使って止血の実技でした。心臓マッサージはかなりの力が要りました。下手にやると肋骨が折れるそうなのでちょっと怖いです。人工呼吸も思いっきり息を吹き込んでもなかなか青いランプがつかなくて大変でした。人形が不気味でしたが、10人くらいで和気あいあいと楽しく実技を受けてきました。


いよいよ路上へ

いよいよ路上に出ます。学校入り口はゆるいカーブですが急な坂があります。いつも通ってくるときにこの坂を自分は降りられるんだろうかと心配していました。実際にはエンジンブレーキでゆるゆる降りてくることができるんだなぁということがわかりましたが、最初は怖いものですね。

交差点でニュートラル

交差点が苦手です。最初のうち前車の後についてギアチェンジせずに交差点を曲がっていたのですが、(場内の外周以外は2速で走っていたので交差点でギアチェンジする必要が無かった・・・後から思えば・・・)

『交差点は徐行、今何キロで曲がった?』

『・・・20キロです』

『徐行は何キロ』

『・・・10キロです』

ということで交差点の前にブレーキを踏んで速度を落としてから減速チェンジをするわけですが、どうしてもチェンジレバーが入らず、交差点の真中をニュートラルでブラ〜ンとしてしまうのです。『徐行は時速10キロ、時速10キロはロー』となぜか間違って覚えてしまっていたので、5速で走ってきて1速に入れようとしてギアが入らなかったわけです。(万が一入ったら車壊れるそうです・・・)『走っているときの車の徐行はセカンド』


縦列駐車、方向転換

縦列駐車ではポールと窓の位置関係を見て車を動かしていきました。まず、駐車するところの右側を走り、前方で停止、左ウインカーを出して、入り口端のポールが左後方のガラス端に来るところまでバックし停止、ハンドルを左いっぱいに回してバック、車体が駐車するところの角と一直線になったら停止、ハンドルをまっすぐに戻してバック、右後輪が道路際ぎりぎりになったら停止、ハンドルを右いっぱいに回してバックで車体がまっすぐに入ったら終了です。ポールをみて動かすところは良かったのですが、一箇所、右後輪が入り口境界線の線の手前で止まるとき、先生が『右後輪が線の手前で止まっているかどうか首を窓から出して確かめる』といわれたので一生懸命首を伸ばしてそれでも見えず窓枠に手をかけて乗り出したのですが見えませんでした。一回車を降りてみたところ30センチ手前で止まっていたので、ちょっとバックしてまた見に行ったところちょうどのところで止まっていました。ちょうど午前中の太陽が車に当たって影が出来ていました。仕方が無いのでその後5回くらい練習しましたが影をみて車を動かしていました。後輪の場所をおぼえていなかったので後でどの位置に後輪があるか確認しましたが、次はできるでしょうか・・・。家に帰って家族に話したら『後輪なんて見えるわけ無いじゃない、AT車なんかじゃ身を乗り出しすぎて落ちたところをクリープ現象で進んだ車に轢かれたりするんだよ』と言われてしまいましたが・・・・

方向転換はこれは上手く行きませんでした。学校で習うのは直角バックで、まず入るところを目視して通り過ぎハンドルを切ってバック、ウインカーを出して出るわけです。一回目はハンドルを切るタイミングが遅かったのか内側に寄り過ぎて入ったはいいが出られない状態になり幅寄せをして出なければなりませんでした。よし次はキリキリに曲がるぞと思ってハンドルを早めに回したところまでは良かったのですが、ハンドルを戻すときに戻しすぎてまっすぐを通り越して出口方向に向かって車体が斜めになっていました。とりあえずそのまま出たのですが角に車がしっかりはまってしまい、前にも後ろににも進まなくなりました。しばらーくジョリジョリ車体の底を削ってしまいましたが自分は前輪の前に角が当たっているとばかり思っていたのでどうしても切り返しが上手く行かず痺れを切らした先生が車の外に下りて確認してきてくださいといわれてやっと前輪の前ではなく前輪と後輪の間にものすごく深く角が食い込んでいるのを確認しました。『自分の車だったらこんなことしてたら車ものすごく傷んじゃうよ。ここはクランクの切り返しのやり方だからもう一度よく運転教本みて勉強して』といわれてしまいました・・・トホホ。結局その日は方向転換2回しか練習できませんでした。12月に新車が入るそうです。今の教習車は廃車になるのでしょうか。どちらにせよ『思い切り練習できる』新車が入る前に何とか卒業したいものです。


高速道路、危険予測

その後、路上ではスピードオーバー気味で注意されることしばしば。標識時速50キロの所を標識通りに走らなきゃとカーブも50キロで直線と等速で曲がっていたら、『カーブでは当然減速して曲がるにきまってるだろう』と注意されたり、急な坂道のカーブでこれまたかなりのスピードが出ていたら、『路肩にはみ出している。試験だったら即中止だな』と言われたり、スピードに関しては何度も注意されました。

高速道路教習は時速100Kmを出すのかと思って期待半分不安半分でしたが、可児自動車学校が利用する高速は中央道だったので時速80キロまでしか出せません。複数教習でもう一人の教習生と一緒に行くことになり、じゃんけんで私が負けたので彼女が先になりましたが、とても慎重な運転でした。前方の車が何度もブレーキをかけるので、最初は教習車いじめかと思ってこちらもブレーキを踏むというような感じで警戒していましたが、あまりのろのろしているので先生が、『教習時間に間に合わなくなるから追い抜いて』といわれて恐る恐る追い抜きました。私もどんな運転手が前の車に乗っているのか興味が出てきたので追い抜くときに見たところ、年配の御婦人がご機嫌でハンドルを握っていました。必死に追い抜いている彼女は確認したかどうかわかりませんが嫌がらせだ嫌がらせだと思っても世の中こんなものだなと思いました。帰りは私の運転でしたが、普通に走って、普通に遅い車を追い抜いて帰ってきました。でも帰りの道でスピードが速かったようで注意をいただきました。

危険予測も同じペアでいきましたが、彼女の運転はとても慎重で、赤信号で止まるときも3回にブレーキをかける際に手前で十分ブレーキを利かせてから徐行程度の速度で停止線に近づき静かに止まるのに対し、私はブレーキを最初少し掛けて、停止線直前で一気にかけていたので、これは注意されるわけだなぁと思いました。同じ先生の指導を受けている教習生なのにこんなに結果が違うなんて。先生も頭を抱えていたに違いありません。しかも、最後に学校近くの交差点で右折するときにちらっと前方から直進する大型トラックが見えたので思いっきりアクセルを踏んでもう少しで田んぼの中へ突っ込むところでした。マニュアル車だとアクセルを踏んでもカーブでは2速に入っているのでそんなにスピードが出ないのですが、この日は複数教習だったのでAT車。思いっきりぶっ飛びました。『そんなにスピードだして怖いだろう?』と聞かれたのでいやぁ怖くないですといったら学校に着いてから『まあ、いつか思いっきりぶつかって、大怪我したときにわかるんだ』といわれてしまいました・・・。


卒業試験

さて卒業試験です。仮免の時と同じように前日に試験申込の説明を受けましたが、また一回ぐらい落ちるだろうと思っていました。補習は気が重いなぁ。

次の試験からは新車が入るので今回の試験を逃すと今まで練習してきた車で試験が受けられなくなります。

当日、試験を受けるのは3人でした。一人原付の免許を自宅に忘れてきたので取りに戻り、試験開始が少し遅くなりました。AT車2名とMTの私です。試験課題の地図をもらい、どこを走るかペンで書き込みます。地図はコピーしたものをビニール下敷きのようなもので挟んであって、ホワイトボード用のペンで書くので、以前試験を受けた人が書いた線が薄っすらと残っています。私は太い道路と曲がり角は信号のある所を選びました。書いた地図を今日の担当の先生に見せると、『えっ、こう走るの?』と聞かれます。しばし沈黙。『ずいぶん大回りだねぇ』

え、試験順路って選べないの・・・?

こきゅこきゅっと書き直して再提出。『じゃあこれでいきましょう』・・・・。

AT車の人が先に走るので一時間ばかりロビーで待ったり食堂の自販機でココアを飲んだりして待ちました。

車が戻ってきたので慌てて飛び出すと3人とも手を振っています。そういえばまだ場内課題が残っていました。課題は何と『方向転換』です。

またロビーに戻り試験の様子を見ていると二人ともどうやらクリヤーしたようです。

さて自分の番です。きょうは今までの教習車での試験最後の日。なんとか受かりたいものです。まず場内を一周します。試験の車はまたいつも練習している車とは違う番号の車でしたが、場内を走った限りでは違いはありません。いよいよ外へ出ます。最初の交差点で赤信号。青信号に変って発進するときにエンスト。うゎあちょっとクラッチが違うかも。と思いつつ、いつもエンストしたときと同じようにすぐエンジンキーを回してポーカーフェイスで発進。先ほど書き込んだ通りに走っていきます。なるほどひとっこひとりいません。試験のときはことさらスピードが遅くなるので一般の車に迷惑にならない道だったみたいです。ただ一回だけ大通りに出たときに『ちょっとスピードが遅い、後ろの車を止めている』といわれてあわててアクセルを踏みましたがその後しきりに『しまったぁ、しまったぁ』と言われていたのも多分そういうことだったのかも知れません。試験地点まで行って、帰りは先生の運転で帰ってきました。快適です。将来はこういう風に運転できるようになりたいものです。

場内に戻って方向転換です。方向転換用の道路は4箇所あって、1番2番は上手く行くように成りましたが、3番4番では必ず引っかかります。路面の傾斜とか景色とかが違うからなのか上手く行きません。(将来それでは困るんですけどね・・・トホホ)3番4番だったらどうしようとおもっていたら手前で車線変更をし忘れそうになってあせりました。何とか持ち直すと『では1番の方向転換に行ってください』といわれました。やったぁ。これまでで一番の出来で方向転換してきました。

試験の結果、3人とも合格でした。『新車に乗れなくて残念だね。』といっていただきましたが正直間に合ってよかったと思いました。私がお世話になった車は今後どうなるのでしょうか。2ヶ月の間に愛着が湧いてきましたが今日でお別れです。

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